チャートから判断する有望銘柄の選び方

株式投資での銘柄選びには、様々な知識が必要です。その中でも多くの人が参考にするのがチャートです。

ここには投資家の心理がそのまま反映されるので、これからの値動きが予測しやすいという特長があるからです。

そこで今回は、このチャートの読み方について挙げていきます。視覚的に判断できるので、初心者でも理解しやすいのが利点です。またこれをマスターする事によって短期トレードから長期トレードまで、あらゆる投資スタイルでの有望銘柄選びに対応できることもメリットと言えます。

チャートから株価のトレンドが分かる

銘柄それぞれの株価をグラフにしたのがチャートです。日本で使用されるのは、ローソク足と呼ばれるもので白と黒の四角い箱とその上下についたヒゲと呼ばれる線から成り立ちます。

このローソク足と呼ばれるものは時間単位によって表示され、1分ごとのものから年単位のものまで色々とあります。いずれにおいても、上のヒゲの先端部分は高値を、下のヒゲの先端が安値を表します。

この高値を結んでできる線が抵抗線、安値を結んだものが支持線と呼ばれ株価のトレンドを表します。

例えば支持線が上昇しているのであれば、その銘柄は上昇相場にあることがわかります。つまり買いポジションを建てることができるというわけです。

銘柄選びの際には、この上昇トレンドにあるものを探すことになります。一方で高値を結んだ抵抗線が下降していれば、それは下降トレンドにあることを意味します。空売りできるのであれば、このような下降トレンドで利益を出すこともできます。

長期トレードを行うなら移動平均線を使う

長期トレードにより銘柄を長く保有するのであれば、移動平均線というものを使います。

先ほどの抵抗線や支持線のトレンドは比較的短い期間に出現するものですが、これを繰り返しながら緩やかに上昇したり下降したりするものです。

その大きな流れをつかむならば、移動平均線というものをチェックする必要があります。これは文字の通り、ある期間における株価の終値の平均値を結んだ線のことです。

例えば26週や52週といったスパンでのトレンドを見ることができます。長期トレードを行う場合でも、その売買は支持線や抵抗線を見てタイミングを判断するのが良いでしょう。

短期トレードならローソク足の形に注意

短期間でのトレードで利益を出すのであれば、ローソク足の形に注目しましょう。ここにも投資家の心理というものが反映されています。

例えば黒い箱は陰線と呼ばれ、下げて終わったことを意味します。これが続いていると、投資家は弱気であることが分かります。逆に白い箱の陽線が続けば強気であるというわけです。

ところでこの陽線が続く中で、上のヒゲが長いものが出現することがあります。これは一旦は高値を上げるものの、値が戻されて下げていることを表します。

つまり相場の過熱感を警戒して、売り注文が増えていると考えられるわけです。このような時には反落する可能性が高いので、買いポジションがあれば売却するか、あるいは空売りを狙うタイミングが近いことが分かります。

チャートは株式投資の全ての場面で役に立つ

チャートを見れば銘柄の選び方から売買のタイミングまで判断できることが分かります。チャートは視覚的に簡単に把握できるので、多くの銘柄をチェックする際には役に立ちます。

チャートブックを見ると、全ての銘柄を簡単に比較できるので短時間での銘柄選びができるというわけです。その後ネットのサイトでリアルタイムのチャートをチェックしながら、売買のタイミングを見ることができます。

トレンドを見れば買いか売りかの判断ができますし、短期間での利益確保や長期にわたる保有銘柄選びも簡単にできるというわけです。

またローソク足の形には意味があり、その集合体にも名前がついているように昔から参考にされていました。それを覚えておけば、かなり細かなタイミングで売買ができるようにもなります。