市場とファンダメンタルから分析して銘柄を選定する方法

日経平均は2万円前後でくすぶっています。この要因は北朝鮮の地政学のリスクが大きいとされていますが、北朝鮮のリスクが晴れれば株は上がってくるのでしょうか。

過去の日経平均の推移を見てみると現在の水準は高い方かと思います。そのためこの局面における投資はファンダメンタルが良く投資の指標が良い企業を選んでいくことが株で利益を最大化する絶対条件になるかと思います。

市場把握とファンダメンタルで銘柄を選定する

銘柄選びとして業界についていうとニュースや新聞で取り上げられていて今、投資家の関心が高い業界はAI・IoT、金融などが上がるかと思います。

この2つの分野を例にとりながら市場とファンダメンタルの面からどうやって銘柄を選定するかを記述していきたいと思います。

AI・Iot

まずはAI・Iotに関しては言わずもがな今後発展していく産業としてはほぼ間違い無いかと思います。この分野に関しては米国と中国が強いですが、日本でも今年5月に首相官邸で知的財産戦略本部を開き、「知的財産推進計画2017」を正式決定したことからも政府の期待と今後の成長の可能性が伺えるかと思います。

自己資本比率が大事

銘柄選びについては成長産業なのでPER,PBRはあまり参考になりません。ここで銘柄を選ぶ時に参考にして頂きたいのは自己資本比率です。

自己資本比率とは返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値であり、会社の安全性を示します。

例えばソフトバンクでは約10%台なのに対し、東京エレクトロンという半導体の会社は50%を超えて安定しています。ユーザーとして利用するなら有名なメーカーで問題ありませんが、投資となるとしっかりと分析しないと極端な話、倒産のリスクもあります。

具体的にソフトバンクを挙げたのは投資として良くない銘柄というわけではなく、知名度以上にリスクがある銘柄だということです。

金融

次に金融の銘柄についてですが、まずなぜ現在金融銘柄が良いのかというと、日本が超低金利であるからです。

一昔前は銀行等は利用者から集めた資金で国債を買い運用することで継続的に利益を生み出していました。しかし、国債の金利が一時マイナスまで下がり銀行の収益源が厳しくなったのです。

当然株価は下がります。しかし良いことに米国の金利は今後上昇させていくことをFRBが発表しており、それに伴い国内の金利も上昇することが期待されています。

金融関連株の銘柄選びの方法

ここで銘柄選びの方法ですがAI・IoTと違って金融、具体的には銀行に関しては革新的な飛躍というものはあまり考えられないでしょう。むしろ割安な時に仕込んでおいて、中長期で保有するイメージでいる方が投資としては良いと思います。

ちなみに銀行には大きすぎて潰せない銀行(Global Systemically Important Banks)があります。

具体的には有事の際は国が援助することになっている銀行で国内では

  • 三菱
  • みずほ
  • 三井住友

がこれに該当します。

長期保有を前提にするならファンダメンタルの分析と合わせて、こうした金融の事情を捉えて投資するのが長く投資を続けられるコツかと思います。

木を見て森を見ずな投資は失敗する

投資の銘柄選定をする際にまず考えなければいけないことは市場の動きです。自分が投資をしようと思っている業界はこれからどこに向かっているのか、政府は支援しているのかなどは調べればすぐに分かると思います。

その上で自分で仮説を立て銘柄を選ぶ。その銘柄については割安なのか割高なのか、知名度はすごいあるが借金の状況はどうなのだろうかをしっかりと見極める必要があります。そうしないと企業からすれば広告などを使って良いイメージをつけることで投資家から資金を集めいきなり倒産なんてこともなくはないです。

またこの市場を把握することからファンダメンタル分析のプロセスは逆になってはいけません。木を見て森を見ずということわざがありますが、投資の世界ではこうしたスタイルの人は長くは続かないでしょう。。